コラム

インプラントがもしも使えなくなってしまったら?

2018年11月2日 (金)
インプラントは基本的に永久に持つものではありません。家庭でのケア方法、食生活、生活習慣、メインテナンスに通うか否か・・など様々な要素でどれだけ長持ちさせられるかというのが決まってきます。ほとんどの場合は10年〜15以上持たせられるインプラントですが、やはり、「もしもインプラントがダメになったらどうすればいいのだろう」と疑問に思われる方もいらっしゃることでしょう。今回はインプラントがダメになってしまった場合、どのような対処法があるのかについてご紹介していきます。

インプラントが使えなくなってしまうケース

インプラントが使えなくなってしまうケース
インプラントがダメになってしまうケースにもいろいろあります。例えば、インプラント周囲炎によりインプラントを支える組織がダメになってしまう場合、インプラントの被せ物の部分が壊れてしまった場合、インプラント体の素材であるチタンにアレルギーを起こしてしまった場合、寝たきりなどの理由により自分でケアができなくなってしまった場合、というようなケースが挙げられます。

■インプラント周囲炎

インプラントが使えなくなってしまうケースで最も多いと言えるのが、このインプラント周囲炎です。インプラント周囲炎は歯周病細菌によって引き起こされる、天然歯で言うところの歯周病と同じような病態です。インプラント周囲炎の原因はほぼ歯周病と同じであり、インプラント周囲の清掃不足による歯垢の蓄積が主な原因ですが、喫煙の習慣、歯ぎしり、食生活の乱れ、糖尿病を代表とする全身疾患などもインプラント周囲炎を悪化させる要因となります。また、手術時の術者の技術が未熟で起こる場合もあります。

<対処法>

骨の状態によっては、人工骨を移植するなどして再度インプラントが行えるケースもありますが、インプラント周囲炎を起こした問題が解決されなければ、また同じ経過をたどってしまう危険があるため、再度インプラントをする際はそこをよく考える必要があります。また、信頼できる技術を持った歯科医師にかかることも当然重要です。

■被せものが壊れてしまった場合

インプラントの被せ物部分が壊れてしまった場合、インプラント全てをやり直す必要はありません。

<対処法>

被せ物部分だけを取り替えるという方法で対処できます。ただし、被せ物が壊れてしまった原因が歯ぎしりのような過度の力から来ている場合、同じ問題を繰り返す可能性があるため、歯ぎしりに対する対処法をしっかりと行う必要があります。

■金属アレルギー

現在、ほとんどのインプラント体はチタンを使用しています。チタンは金属の中では圧倒的に金属アレルギーを起こしにくい材料として知られており、人工関節や骨折時のボルトなどにも使用されています。ですが、ごく稀にチタンでもアレルギーを起こす人がいることが報告されています。また、被せ物に使用する素材(金属)がアレルギーを起こすこともあります。

<対処法>

インプラントのチタンに対するアレルギーがあるとわかった場合、アレルギー症状はその原因自体を取り除かなければ治ることはありません。それゆえ、インプラント自体を撤去する必要があります。被せ物に使用している金属がアレルギーの原因になっている場合には、被せ物にアレルギーを起こさない素材を使用すれば、それで解決できます。

■寝たきりなどの理由により自分でケアができなくなった場合

インプラントはきちんと自己管理ができなければ、たちまちインプラント周囲炎を起こしてしまいます。これは天然の歯と同じことです。それゆえ、寝たきりや認知症でお口の清掃が自分でこまめにできなくなってしまった場合、その後に起こる歯茎の腫れ、痛みのようなトラブルを避けるため、また、インプラントが周囲の組織を噛みこんでしまったりするのを避けるためにも、インプラントの撤去が余儀なくされることもあります。

<対処法>

ケアが十分に行えず、どうしてもインプラント部分がトラブルを起こしてしまう、というようなことであれば、インプラントを除去する専用のドリルを使ってインプラントを撤去することができます。

インプラントを取り除いた後、再手術ができない場合

インプラントを取り除いた後、再手術ができない場合
インプラントを取り除いた後、場合によっては再度手術をし、インプラントを埋め込むことも可能です。ですが、どうしてもインプラントが合わない、インプラント手術を行うリスクが高い、というような場合にはインプラント以外の歯を補う治療法を行う必要がります。現在行われているインプラント以外の治療法としては、ブリッジと入れ歯があります。ブリッジは歯がない部分を周囲の歯を削って繋いで補うという方法ですので、支えられる本数的に、1本だけ、または2本続けて歯を失った場合にのみしか行うことができません。また抜けた歯の両側に歯が残っている必要があります。入れ歯はオールマイティで何本抜けた場合でも対処できます。いずれも、インプラントよりは噛む効率などは劣りますが、きちんと確立した治療法ですので、インプラントを失っても抜けたままになることだけは避けましょう。
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