コラム

歯周病の症状が起こる原因とは

2016年02月22日 (月)
歯周病は、歯茎に炎症を起こす歯肉炎・歯周炎の総称です。進行すると歯茎が腫れたり、血が出たりします。たかが歯茎の腫れだと放置していると、恐ろしい病気にもつながりかねません。歯周病が起こる原因をきちんと知っておきましょう。

歯についたプラークは歯ブラシによるブラッシングでしっかりと落とす

歯についたプラークは歯ブラシによるブラッシングでしっかりと落とす
歯周病は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎のあいだの溝にたまった汚れや細菌が引き起こします。こうした歯に付着している白色や黄色の汚れはプラークと呼ばれます。プラークは歯にしっかりと付着しているので、薬品だけでは落としにくく、歯ブラシによるブラッシングでしっかりと落とす必要があります。
歯並びが悪いと、ブラッシングがきちんとできないのでプラークがたまりやすく、歯周病にかかりやすくなります。また、虫歯治療で歯に詰め物をしていたり、入れ歯やインプラントを装着したりしている場合も接合部に汚れがたまりやすくなりますので、ブラッシングを念入りにしましょう。

歯周病とタバコの怖い関係

歯周病とタバコの怖い関係
喫煙者は歯周病になりやすいといわれます。喫煙していると歯茎が収縮し、血行が悪くなります。その結果、歯周病への抵抗力が弱くなってしまうのです。
タバコを吸わない人に比べて、10年間で失う歯の数が約3倍という調査結果もあるほどで、なかには「喫煙者の歯周病治療は無意味」と言い切る歯科医もいます。

歯周病を放置しているとどうなるの?

歯茎が炎症を起こすと、痩せて歯を支えることができなくなり歯がぐらつくようになります。最後は周りの骨が溶けて歯を支えられなくなり、抜けてしまいます。歯を失う原因の第1位はこの歯周病だといわれています。
歯周病は歯と歯茎の病気だと思ったら大間違いです。歯は全身の健康状態にも関係しており、歯周病が進行することでこんな症状や病気まで引き起こす危険性があるのです。
1.脳卒中・心臓病の原因にも
歯周病菌によって作り出される毒素が血管内に入り込みことで血管を詰まらせます。その結果、脳卒中や心臓病を引き起こす場合があります。
2.呼吸器の疾患になることも
歯周病菌が作り出してしまう毒素が肺にまで達してしまうと、呼吸器の疾患を引き起こす場合があります。
3.糖尿病を悪化しまうことも
インスリンの働きを阻害してしまい、糖尿病を悪化させてしまう場合があります。
4.流産・早産の危険性がアップしてしまうことも
妊娠中の女性はホルモンのバランスによって唾液の量や質が変わりますし、つわりの影響で気分が悪くなってしまい、歯をきちんと磨けなくなることも多いので、通常より歯周病になりやすくなります。そして、歯周病の妊婦は、歯周病でない通常の妊婦と比較すると、早産のリスクが7倍、低体重児を出産するリスクが5倍になると言われています。
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