コラム

インプラント手術にかかる時間と痛み

2018年04月2日 (月)
インプラント治療に興味があっても、手術が怖くて決断できないという方は少なくないと思います。
しかし、知らないから怖く感じているということはないでしょうか。
もしそうならば、インプラント手術の内容を知れば、意外にすんなりと決めることができるかもしれません。
インプラント手術にかかる時間や痛みなどについて紹介します。

インプラント手術の基礎知識

インプラント手術の基礎知識
インプラント手術の時間や痛みの解説の前に、インプラント治療の基礎知識をおさらいしておきましょう。

インプラント治療では、顎(あご)の骨にチタンという金属のネジを埋め込み、それを土台にして人工歯を取り付けます。
歯肉を切り顎の骨を露出させ、その骨に穴を開けるので外科手術という位置づけになります。

インプラントは主に3つの構造物で構成されます。
顎の骨に埋め込むネジのことを「インプラント」といいます。
歯の代わり装着するものを「人工歯(または上部構造)」といいます。
そしてインプラントと人工歯を結合させるものを「アバットメント(土台のようなもの)」といいます。

インプラント手術のおおまかな流れ

インプラント手術には1回法と2回法があるのですが、その両方に共通したおおまかな流れについて説明します。

1:歯肉を切って顎の骨を露出させて、その骨に穴を開けてインプラントを埋め込む(患者はその後帰宅します)
2:インプラントと骨が結合するまで3~6カ月待つ
3:インプラントにアバットメント(土台)を取り付ける(患者はその後帰宅します)
4:歯肉の状態が整うまで1~6週間待つ
5:歯形を取り、人工歯をつくりアバットメントに取り付けて完了

インプラント手術2回法

インプラント手術の1回法と2回法の違いは、歯肉を切る手術を1回行うか2回行うかの違いです。
「手術の回数は少ないほうがよい」のは当然ですが、1回法と2回法には、それぞれメリットとデメリットがあるので、歯医者が患者の健康状態を見たり、患者の希望を聞きながら決めます。
先に、2回法について説明します。

2回法の手術では、上記の手術の大まかな流れの「1:歯肉を切って顎の骨を露出させて、その骨に穴を開けてインプラントを埋め込む」のときに、インプラントの上端部(ヘッド部分)まで骨の中に入れてしまいます。そしてヘッド部分を覆い隠すように歯肉を縫い合わせておきます。
これで1回目の手術が終了です。

そして3~6カ月後の「3:インプラントにアバットメントを取り付ける」ときに、縫い合わせた歯肉を再び切って、インプラントのヘッド部分を露出させます。
これが2回目の手術になります。

インプラント手術1回法

インプラント手術1回法
1回法の手術では、「1:歯肉を切って顎の骨を露出させて、その骨に穴を開けてインプラントを埋め込む」のときに、インプラントの上端部(ヘッド部分)を、骨の外に露出させたままにしておきます。
手術はこの1回しか行いません。
3~6カ月後の「3:インプラントにアバットメントを取り付ける」ときは、ヘッド部分が露出しているので、手術は必要ありません。ただアバットメントを取り付けるだけで終わります。

1回法と2回法のメリットとデメリット

インプラント手術の1回法と2回法のメリットとデメリットは以下の通りです。

■メリット

1回法:
・患者さんの負担が小さい
・治療費が安くなる

2回法:
・感染のリスクが小さい

■デメリット

1回法:
・感染のリスクがやや高まる

2回法:
・患者さんの負担が大きい
・治療費が高くなる

歯科医によっては、1回法でも感染リスクは高くならないという方もいます。
実際にインプラント手術を受けるときは、歯科医の説明をしっかり聞いて判断してください。

インプラント治療の時間

インプラント治療のうち、インプラントを顎の骨に埋め込む手術では、1本大体10~20分ほどかかります。10本でおよそ80分~1時間程度です。

インプラントにアバットメントを取り付ける治療は、1本5~10分ほど、10本で1時間ほどです。

インプラントが骨と結合するまで3~6カ月待ったり、アバットメントを取り付けてからも1~6週間待ったりするので、すべての治療にかかる期間は、早い人で4カ月ぐらい、長くかかる人ですと7カ月ぐらいで終了します。

インプラント手術の痛みについて

インプラント手術の痛みについて
インプラントを顎の骨に埋め込む手術では、麻酔が切れた後に痛みが生じることがあります。
またインプラントを埋めた部分が腫れることもあります。
そのため、手術後は必ず痛み止めが処方されます。
ただこうした痛みは手術後数日でほとんどが消えます。

薬では、痛み止めと一緒に抗生剤や消炎剤も処方されるはずです。
痛み止めは痛みが発症したときに飲めばいいのですが、抗生剤や消炎剤は医師の指示通り飲み切ってください。自身の判断で飲むのをやめてしまうと、感染のリスクが高まってしまいます。

長持ちするし使い勝手もいいので検討してみてはいかがでしょうか

インプラント治療はとても長持ちする歯科治療です。
顎の骨に埋め込むインプラントは、ほぼ一生涯もちます。
インプラントに接続する人工歯も10~15年はもつといわれています。
インプラント手術は決して楽な治療法ではありませんが、治療後の歯の使い勝手を考えると十分見合うのではないでしょうか。
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