コラム

虫歯になったことのない人ほど注意が必要な歯周病

2017年03月27日 (月)
「虫歯になったことがないから、私の歯は丈夫でお口の中の状態も良いはず!」これまで虫歯と言われたことがない、虫歯になったことがない方は、こんな風に思っている方が多いかもしれません。確かに、虫歯にならないというのは素晴らしいことですが、実はそれと歯周病にならないとは無関係。虫歯になったことがなくても、歯周病になってしまうことは十分にあります。「虫歯になったことがないから、歯周病も大丈夫だよね!」と思っていたら、大変なことになるかもしれませんよ。

虫歯にならない人の特徴

虫歯にならない人の特徴
歯磨きはしているけれど、そんなに気を使っているわけでもなく、適当にしてしまっていることも多いのに虫歯はできない。このように虫歯になりにくい人は、たしかにいらっしゃいます。虫歯になりにくい人となりやすい人の大きな違いは生まれ持った体質にあります。虫歯になりにくい人は、元々口内にミュータンス菌という虫歯の原因になる菌がないことが多いです。日本人で虫歯になりにくい人の30人に1人くらいがこのミュータンス菌が元々口の中にない人だといわれています。

虫歯と歯周病は別もの

虫歯になることと歯周病になること、同じように考える方が多いかと思いますが、まずはこの2つが全く別のものであるということを認識してください。虫歯になりにくい人でも歯周病になる可能性はあります。
虫歯と歯周病は、歯と歯ぐきのまわりに付着した歯垢(プラーク)にすみつく細菌によって引き起こされますが、原因となる菌や症状は全く異なります。

■虫歯
虫歯は歯を溶かしてしまうものです。先ほどご説明したミュータンス菌が歯をどんどん溶かしていくことで虫歯の症状が悪化していきます。痛みがあるので、これは虫歯かも?とすぐに歯医者さんへ行く方は多いでしょう。

■歯周病
歯周病は、歯ではなく歯ぐきやその奥にある歯根など、歯周組織が歯周病菌の毒素によって炎症を起こしたり溶かされたりしてしまう病気です。虫歯のように痛みがほとんど感じられないため、気が付くのが遅くなってしまうことがあります。歯科検診で歯周病だとわかったという方も多いです。

虫歯になったことがない人ほど、歯周病に注意!

虫歯になったことがない人ほど、歯周病に注意!
虫歯になったことがない人ほど歯周病には注意が必要です。どうしてかというと、虫歯になったことがないからといって、お口の中の環境が健康とは限らないからです。

■歯医者に行ったのはいつですか?
虫歯になったことがない人は虫歯の治療をしたことがありませんし、定期的な歯科検診の習慣がないという人が多くいらっしゃいます。学校の歯科検診以来歯医者さんに行ってないなあ…という方は特に注意が必要です。先ほどご説明した通り、歯周病には痛みがほとんどないので、自分では歯周病になっているかどうかが分かりにくいのです。特に初期症状は全くと言ってよいほどありません。歯周病を初期段階で発見するには、歯科検診などで診てもらうほかありません。もう何年も歯医者さんに行っていないな…という方は、3~6か月に1回くらいの頻度で歯科検診に通う習慣をつけることが大切です。虫歯はなくとも、歯周病をはじめ他に口内トラブルが潜んでいるかもしれません。自分自身では見つけられないトラブルもあります。プロの目でしっかりと確認してもらうことが大切です。

■歯磨きはきちんとしていますか?
虫歯になったことがない人は、適当な歯磨きの仕方でも特に支障がないため、歯磨きをおろそかにしてしまっていることが多いです。しかし、歯磨きがきちんとできていないと歯垢(プラーク)はしっかり溜まっていってしまいます。歯周病は、歯垢(プラーク)を絶好のすみかとしてどんどん繁殖していきます。虫歯にはならなくとも、歯周病が増殖していくことで歯周病菌から出る毒素も増え、歯ぐきや歯周組織が炎症を起こしてしま場合があります。炎症に気が付かず歯周病が進行していくと、最悪の場合歯を支える歯根が溶けてしまい、歯が抜け落ちてしまいます。歯磨きがきちんとできていなければ、虫歯とは関係なく、歯周病になることがあるので、歯磨きなどの日々のケアはきちんと行いましょう。

虫歯になったことがなくても、お口のケアは十分に

虫歯になったことがない人は、これまでお口のケアを十分に考えたことがないという方が多いかもしれません。まずは、毎日の歯磨きから見直してみましょう。適当にささっと磨くだけだったという方は、歯1本1本を磨くように意識してみると良いです。3分くらい時間をかけて、丁寧に歯を磨く習慣を身につけましょう。また、歯磨き以外にも自分でできるセルフケアはあります。たとえばデンタルフロスを使って、歯ブラシの毛先では取り除ききれなかった歯垢(プラーク)や食べかすを歯のすき間からかき出したり、歯磨きの後の仕上げとして、デンタルリンスを使用して就寝中の口内細菌の増殖を防いだりとできることはたくさんあります。デンタルフロス?デンタルリンス?とこれまで気にしたこともなかった言葉が並ぶかもしれませんが、将来、年をとっても自分の歯で食事を楽しんだり、はきはきとした会話をしたいと考えるならば、今からでもしっかりとしたセルフケア習慣を身に着けておくことは必要です。

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