コラム

妊婦にも大きな影響を与える歯周病

2016年12月12日 (月)

歯周病による早産は、タバコやアルコール、高齢出産よりも多い

歯周病による早産は、タバコやアルコール、高齢出産よりも多い
赤ちゃんは、お母さんの胎内の羊水に含まれるプロスタラジンが一定量に達したことを合図に生まれます。歯周病になるとこのプロスタラジンが急増するため、子宮が収縮し「生まれる時が来た」と勘違いした赤ちゃんが出産の準備を始めてしまい、早産になりやすいのです。歯周病にかかっている妊婦は、早産や未熟児を出産する確率が7倍にも増加すると言われています。タバコやアルコール、高齢出産などによる早産や未熟児出産の割合よりも高い確率です。
また、妊娠中や出産後に、歯が弱くなったり虫歯になりやすくなったりという経験のあるお母さんも多いでしょう。妊娠中に、母体の骨や歯に蓄積されたカルシウムがどんどん溶け出して胎児へと運ばれることで骨や歯が弱くなると言われています。昔から、「子どもを1人産むたびに、歯を1本失う」と言われるほどです。

プレママ、出産直後のママは大忙し!デンタルケアがおろそかに

このほか、つわりの影響で歯磨きがしにくくあるといったことも考えられます。歯磨き粉のニオイが受け付けられない、歯ブラシを口に入れるだけでえずいてしまう、といった理由から、妊娠中は歯磨きがおろそかになりがちです。また、つわりの影響で食事時間が不規則になり、小分けにして食べるようにしていると、口の中に食物を入れている時間が長くなり、口内が酸性に傾きやすくなって虫歯になりやすくなります。
出産後も、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で忙しく、自身のデンタルケアまで手が回らないといった理由で、虫歯や歯周病になりやすいと考えられます。

妊娠中はブラッシングに工夫を

妊娠中はブラッシングに工夫を
歯周病を防ぐにはブラッシングが最も効果的です。つわりがひどいようであれば、食事後や就寝前など時間を限定せずに、気分が良いときを見計らってブラッシングする、歯磨き粉をつけずにブラッシングする、デンタルフロスで歯のすきまの汚れを取り除くといった方法でケアしましょう。

つわりがおさまった妊娠中期にデンタルケアを済ませよう

妊娠中は、歯科治療のレントゲンや薬がおなかの赤ちゃんに心配だから、歯医者さんに行かないでガマン!という人もいるかもしれません。しかし、歯周病を放っておくと赤ちゃんに悪い影響を及ぼすのであれば、本末転倒になってしまいます。妊娠後期に大きなおなかをかかえて検診を受けるのは大変ですし、産後は赤ちゃん連れでの外出になると、より歯科から足が遠のくでしょう。歯周病を防ぐためにも、つわりがおさまった妊娠中期ごろに、一度歯科検診を受けて、歯のクリーニング、歯垢を取り除くなどのデンタルケアを済ませておくと安心です。

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