コラム

歯垢(プラーク)が歯周病を引き起こすメカニズム

2016年03月7日 (月)
歯ブラシや歯磨き粉などの宣伝でよく耳にする「歯垢(プラーク)」。虫歯や歯周病予防のためにはきれいに除去しなくてはならないと言われていますが、では一体、「歯垢(プラーク)」はどのようにして歯周病を引き起こすのでしょうか。

歯垢(プラーク)は2つに分けられる

歯の色は人それぞれ
歯垢(プラーク)は、歯のどの部分に付着するかによって2種類に分けることができます。さらに、それぞれの歯垢(プラーク)が歯周組織に与える影響は異なります。
1.歯肉縁上プラーク
目で見て分かる部分に付着している歯垢(プラーク)のことです。ブラッシングなど、日々のケアで取り除くことができます。しかし、歯と歯肉の境目に付着し放っておくと、歯肉炎の原因となることがあります。
2.歯肉縁下プラーク
歯周ポケットという、歯と歯肉の間にある溝に付着します。ブラッシングなどでは取り除くことが難しく、目で見て分かるものではないためなかなか自身で発見することは困難です。歯周ポケットは、特に歯周病菌が繁殖しやすい環境となっており、菌から出される毒素によって歯周組織が破壊されてしまうことがあります。

歯周病は、それぞれの歯垢(プラーク)によって引き起こされる

セラミック製は保険の適用範囲外

そもそも歯垢(プラーク)とは、歯周病菌や虫歯菌などの細菌の塊です。この塊はネバネバとしていて、歯や歯茎など歯の周辺組織に付着します。付着した歯垢(プラーク)の中の細菌から出される毒素により、歯や歯茎が炎症を起こし腫れてしまうことがあります。これが歯肉炎です。
歯肉炎になると、歯肉が腫れてしまうことがあり、歯肉が腫れることで歯と歯肉の溝である歯周ポケットが深くなります。深くなった歯周ポケットには、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなり、菌の温床と化してしまいます。さらに、歯周ポケットはその構造上酸素が届きにくいため、酸素を嫌う嫌気性の歯周病菌にとってはとても繁殖しやすい環境となるのです。
このようにして、歯周病菌が繁殖し、周辺組織に炎症を起こし進行していくことで、歯周病へと発展してしまうのです。

歯肉縁上プラークによる歯肉の炎症で歯周ポケットが深くなり、そこに歯肉縁下プラークが溜まることで、歯周病菌の温床となり、歯周病へと進行していくわけですね。歯垢(プラーク)は、直接的に歯周病を引き起こすわけではありませんが、歯周組織の炎症を引き起こし段階的に歯周病へ発展させてしまう、恐ろしいものだということがお分かりいただけたかと思います。

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